レーシック(LASIK)とは、近視 手術の最新治療手術の一つであり、エキシマレーザーというレーザーで角膜を削り平らにし、光の屈折度を変えることによって近視を治します。
まず電動メスで角膜表面を膜状に切開してめくる。その内側の角膜をエネルギーの高いエキシマレーザーで削り、めくった膜でふたをする。角膜の丸みを減らし、角膜の屈折率を変えることで、屈折度を弱めて光が奥で焦点を結ぶようにして視力を取り戻すという治療法です。
このレーシックは、強度の近視(視力0・03程度以下)や、角膜が薄く、削れない人には適さないそうです。近視 レーザー手術が行われるようになって約10年。最近ようやく、レーシックの治療が国の薬事・食品衛生審議会の部会で承認され、安全性にお墨付きがついた。
角膜の表皮を薄く切ってはがすマイクロケラトームという機器の改良などで、安全性は格段に向上してきました。ただ、効果は100%ではなく、ある有名病院の統計によると、視力が0・7以上に戻った人は92%、1・0以上だと75%だった。元の近視が強いほど、確実性は低くなるそうです。
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